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響板割れ ~ 修理の必要性 ~

過乾燥などが原因で「響板割れ」のあるピアノをたまに見かけるが、私など技術者を含め、この響板割れが原因でのピアノの不具合を経験したことがない方も多いと思う。

ネットで「響板割れ」をキーワードに検索していくと、「ピアノとして価値がない」「修理が必要」「中古を購入する時には注意!」など本当に多くのページを見つけることができるが、こんな風に説く方もいらっしゃる。

http://www.bluebookofpianos.com/soundbds.htm
(この記事は、以前スタインウェイの公式サイトにも掲載されていました。)

(後半の一部を簡単に日本語訳)

「響板割れ」によってピアノの楽器としての能力が損なわれるというのは間違いである。たしかに、響板割れによって振動エリアの一部が損なわれるのは事実であるが、例えば(大変に大きな)90センチに渡って幅3ミリに響板割れがあったとしても(ピアノのサイズにもよるが)それは全振動エリアの0.25%にも満たない。駒・響棒などが響板にしっかりと正確に固定されていれば全く問題ない。それよりも温度や湿度による影響の方がずっと大きい。それなのに多くの人はそのことに気づかないし不満も言わない。

私自身も、響板割れが原因で特に不具合がない場合、修理の必要性はあまり感じないというのが正直なところである。

いま響板割れの修理を検討している方はどうぞ参考にしてみてください。

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